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MONTHLY YONDA STREET ◆ DIARY

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トールキン「指輪物語1 旅の仲間 上1」

ひさしぶりに読んでます。

前は映画の勢いで読んだので、ストーリーをどんどん追ってた感じでしたが、今回は読み物として、文章そのものや構成を楽しんでます。

なんか言い回しが面白いのよね。
「持ちのよい人」とか。

さて。
現在一冊目の「旅の仲間」(文庫版ね)の95ページを読んでいる訳ですが、なんとフロドったら、もうすぐ50歳らしいよ!

同い年かね!(驚きのあまり名古屋弁)

いやいや、私はもう、レンバスがどんなに栄養たっぷりだろうと、遠くまで歩いて旅行(?)とか挙げ句に登山(?)とか無理だから。

すげーなホビット…。
# by yondastreet | 2016-04-18 21:37 |

宇野千代「生きて行く私」

昔読んで面白かった本読み返し企画。

私は宇野千代が好きである。
作品ではなく本人が。

私が宇野千代を知ったのはこの本を原作にしたテレビドラマ。
調べてみたら1984年の放送だった。てことは高校3年生だ。
宇野千代を好きな高校生ってどうなのって気もするが(そういえば、すっごく面白いと思って学校で友達に話したらすっごくリアクションが悪かったのを思い出した)、たしか最初はテレビをつけてて、テーマ曲とそのときの映像(女学生が運動着姿で桜の下を元気良くずんずん行進する。ずーっとそれ。曲もガムランみたいな音とか入ってて不思議な曲だったんだよねえ)が気になって、ついついそのまま見てしまったのだった。

尾崎士郎とか梶井基次郎とか、文学史で知ってるだけの人たちがバンバン出てきて、みんなが十朱幸代演じる宇野千代の魅力にコロコロと参っていく。

「十朱幸代は、宇野千代の若いころにそっくり」という話を聞いて、こんなにきれいな女性作家がほんとにいて、こんなにいろんなことをして、しかもまだ元気で生きている、というのに心底驚いた。

そのあと「おはん」や「色ざんげ」も読んでみたけど、よくわかんなかった。
(ちなみに、梶井基次郎もたいへん興味のあるキャラだったので「檸檬」も読んでみたが、さらにわかんなかった)
なので、私が真に面白いと思ったのは、この「生きて行く私」であり、当時80歳でコレを書いていた宇野千代本人なのだ。

久しぶりに読み返したが、やっぱり思ってた通り面白かった~。
またドラマも見たいな~。
そしてドラマで尾崎士郎が小野寺昭だったことも思い出した!
(なんと2回続けて小野寺昭のことを書くことになろうとは)

あと、今回気になったのはですね、娘時代の千代ちゃんが
「いが餅」(説明を読むと、先日書いた「いがまんじゅう」とそっくりである)

「ういろう」
を食べていることである。
え?名古屋の話じゃないよね?と確認してしまったが、もちろん宇野千代の出身は山口県の岩国である。
山口にも、ういろうがあるという噂は聞いていたが、いがまんじゅうまであるのか・・・。
# by yondastreet | 2016-04-10 21:44 |

「黄金の日々」という大河ドラマで・・・。

「タイムスクープハンター」や「歴史秘話ヒストリア」は、たまに見てしまう私ではあるが、さすがに手を出してなかった「知恵泉」。

しかし、番組表に

小西行長

という字を発見したのでとりあえず録画。
3/1放送で、それを今頃見ていたわけですが。

行長の交渉術を学ぶ、みたいな内容で、ゲストの一人は国際交渉人。
もう一人が福岡女学院大学の教授、佐島顕子先生。
「どうして小西行長の研究を?」という問いに

「黄金の日々という大河ドラマで、小野寺昭さんが小西行長を演じてらして、ファンになりました」

おお同志よ!

小西行長好きの人いたよ!
しかも理由同じ!

これまで

「好きな戦国武将は小西行長」

と言って、

「渋い」

あるいは

「誰?」

以外の答えが返って来たことは一度もなかったが

いつかは

「小西行長」
といえば

「小野寺昭!」
と返してくれる人に、出会えるに違いない!

いやぁびっくりしたよ・・・。
# by yondastreet | 2016-03-12 21:47 | テレビ

三浦しをん・あさのあつこ・近藤史恵「シティ・マラソンズ」

実は私、走る人に憧れているのだ。

私は歩くのが好きだし、結構速い。
タンちゃんに鍛えられたからね。

タンちゃんと一緒に、他のお散歩の人やウォーキングの人をどんどん追い越しながら散歩する。
でも、ジョギングの人には抜かれてしまう。
そんなに速く走っていなくても、着実に差は開き、やがてその人は見えなくなってしまう。

かっこいいなぁ。

なので、このタイトルに「おっ」と思った。
もちろん、しをんちゃんが書いているのが一番の理由だが。
しをんちゃんのは、大学まで長距離をやってた30過ぎの不動産会社の社員が、社長命令でニューヨークマラソンに出る話。
「スチャラカ→なんだよ、いい話じゃん!」の移行が相変わらず絶妙。
しかも「お嬢様と養育係」で来たか〜。雅だわ。
上手いよ、職人芸だよ、しをんちゃん!

東京マラソンがテーマのあさのあつこのは、王道な感じですかね。

近藤史恵。
この人は読んだことがなかったのですが、これがすばらしく良かったのです。

主人公は半年の予定でパリに留学してきた夕(ゆう)ちゃん。
彼女はバレエ教室の娘さん。
もちろんお母さんが先生で、小さい頃から厳しいレッスンを積んできた人。

しかし、五歳下の妹の才能にかなわないことに苦しみ、妹がハンブルグ・バレエに留学したあと、バレエをやめてパリに来たのだ。

この設定。
千花ちゃんを思い出さずにはいられないわ…。

でも夕ちゃんは、友達になったアンナと話すうちに、努力は無駄ではなかった、と思えるようになった。

千花ちゃんも、こういう風に生きて行けたかもしれない。

私は、もしかしたら、このお話自体が、千花ちゃんのために書かれたお話なんじゃないかと思ってしまったくらいです。
まあ、それは違うかもしれないけど、すべての「努力する人」のために書かれたことは間違いない。
「最終的に結果は出せなくても、そのたびにひとつひとつ、努力の対価の幸せは与えられていた」
という夕ちゃんの言葉に、私なりに深く頷くのでした。
# by yondastreet | 2016-03-08 17:29 |

ひなまつり~♪

お雛様を飾りました。

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しかし、うっかり出窓に飾ってしまった。
他に飾れるトコ、ないしな。

だが。
ここは常に白いギャングに狙われている。
だから、お菓子は奥のほうにしか飾れない。

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ひなまつりのお菓子といえば、菱餅とか団子とか桜餅?
私が好きなのは、いがまんじゅう!

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左の丸いヤツです。

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上に載ってるのはお米。
たいてい、ピンク、黄色、グリーンの3色。
中身はみんな同じで、漉し餡です。
皮は、にっちゃりもっちり。
名古屋人(いや、「いがまんじゅう」だから、伊賀のお菓子なのか?)は、にっちゃりもっちりがすきなのね、多分。

これはこのまま食べても美味しいですが、ちょっとかたくなっちゃったら、石油ストーブで焼いて食べるのです!
皮に焦げ目がついておいしいのだ。

「おこしもの」も送ってもらったので、どちらも週末のお楽しみにします。

また食べ物の話ばっかり書いてしまった・・・。
# by yondastreet | 2016-03-03 21:58 | おいしいもの